グラン・パレは、1900年に開催されたパリ万博のメイン会場として建設されたパリを代表する建築物の一つです。
国立グラン・パレ美術館(Galeries nationales du Grand Palais)と科学技術博物館「発見の殿堂(Palais de la De’couverte)」として再生
パリ万博の終了後は、芸術家団体が主催する展覧会が数多く開かれ、近代芸術の潮流を生み出してきました。また、パリ見本市、モーターショー、航空展示会などのフランスの産業・科学関連の展示会も開かれるようになりました。
1937年には、グラン・パレの西側部分に「パレ・ド・ラ・デクーヴェルト(Palais de la De’couverte)科学技術博物館」が開館。さらに1959年に、当時のアンドレ・マルロー文化相がグラン・パレの一部をグラン・パレ・ナショナル・ギャラリーへと改装。1993年に中央部のガラス屋根が崩落した後、12年間もの間、閉鎖して大規模な改修が行われ、2005年9月に再オープンしています。
Anish Kapoor au Grand Palais : Leviathan / workflo
現在、グラン・パレは常設の国立グラン・パレ美術館(Galeries nationales du Grand Palais)と科学技術博物館「発見の殿堂(Palais de la De’couverte)」として使われている他、本堂の「Le Nef」と呼ばれる中央部のスペースでは一流デザイナーによるファッションショーや展示会などが開れています。
Le grand hall du Palais de la De’couverte (Paris) / dalbera
グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーの詳細地図
75008 パリ, フランス
グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー 科学技術博物館「発見の殿堂」の概要
- 住所
- 3 Avenue du General Eisenhower 75008 Paris
- 交通アクセス
- メトロ1・13号線のシャンゼリゼ・クレマンソー/Champs-Elysees Clemenceau駅下車。美術館の入口はジェネラル・アイゼンオウエ/Avenue du General Eisenhower 通りにあります。
- Tel
- 01 44 13 17 30
- 料金
- 10ユーロ前後(特別展示内容により異なります)
- パリ・ミュージアム・パリの利用可
- 開館時間
- 10:00~20:00(特別展示内容により異なります)
- 休館日
- 火曜日、5月1日、12月25日 (特別展示がない期間は休館)
- 公式オフィシャル・サイト
- Grand Palais フランス語、英語
- MMF|グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー 日本語