マリー・アントワネットらを祈念する贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール)の見どころ
贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール)は、パリ8区のルイ16世広場にあるカトリックの礼拝堂です。
フランス革命期、革命広場でギロチン処刑されたルイ16世と王妃マリー・アントワネットらはマドレーヌ墓地に埋葬されました。その後、遺骸はサン=ドニ大聖堂に移葬されました。
ルイ16世の弟のルイ18世は、マドレーヌ墓地跡地に革命の犠牲者を祈念する礼拝堂を建設することにし、1815年から1826年にかけて贖罪礼拝堂が建設されました。毎年、ルイ16世とマリー・アントワネットの安らぎのミサが礼拝堂で行われています。
新古典主義の建築家ピエール=フランソワ=レオナール・フォンテーヌが設計した礼拝堂は、3つの半球型ドームがあり、ルイ16世が埋葬されていた場所が地下聖堂の祭壇となっています。
礼拝堂内には、フランソワ・ジョセフ・ボシオ作『ルイ16世と、天国を指し示す天使』、ジャン・ピエール・コルト作『たゆまぬ信仰に支えられるマリー・アントワネット』という見事な2つの彫刻があります。
Chapelle Expiatoire / jmhullot
la Chapelle Expiatoire / NatalieMaynor
Chapelle Expiatoire / jmhullot
Chapelle Expiatoire / jmhullot
贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール)の詳細地図
贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール)の概要
- 正式名称
- 贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール) / Chapelle expiatoire
- 住所
- Square Louis XVI, 29 rue Pasquier 75008 PARIS
- アクセス
- メトロ9号線のサントーギュスタン(Saint Augustin)駅下車、
- Tel
- 01 44 32 18 00
- 料金
- 大人一般:5.5ユーロ、18才未満無料
- パリ・ミュージアム・パリの利用可
- 開館時間
- 木曜~土曜の13時~17時
- 休館日
- 日曜~水曜は休館。休館日:1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日
- 公式サイト
- Chapelle expiatoire