ジュ・ド・ポーム美術館 / Ｇalerie nationale du Jeu de Paume

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写真・映像中心の現代アート美術館、ジュ・ド・ポーム美術館

ジュ・ド・ポーム美術館（Galerie nationale du Jeu de Paume）は、パリのコンコルド広場近くにある写真・映像関係中心の現代アート美術館です。ジュ・ド・ポーム国立ギャラリー、ジュ・ド・ポーム国立美術館とも呼ばれます。

「ジュ・ド・ポーム」は、かつてフランス貴族の間で流行ったボール競技で、テニスの原型とも言われています。建物はナポレオン3世期に、この競技のためにチュイルリー公園の一角に建造されたものです。

1909年に展覧会会場に改装され、後には美術館として外国人作家の絵画作品を常設展示するようになりました。1930年代には、モディリアーニやヴァン・ドンゲン、ピカソ、シャガール、ハイム・スーチン、ホアン・グリス、藤田嗣治など同時代の美術を扱う美術館に。

1947年にジュ・ド・ポーム美術館として開館し、印象派の作品を多数展示。1986年にオルセー美術館へ移管されるまでは印象派美術館の名でも知られていました。

1987年に改装され、オーディオ・ビジュアルルーム、図書室、カフェなどを新設。1991年6月、ジュ・ド・ポーム国立美術館として当時のミッテラン大統領臨席のもと開館しました。

フランス国立写真センターを吸収し、従来より専門としてきた近現代美術に加えて、オテル・ド・シュリーと連携して映像芸術の展示なども行っています。

隣接する書店には、今まで展示したアーティストの作品集など、他では入手困難なものも。書店には無料で入れます。

Jeu de Paume / Cédric Boismain

Jeu de paume / Sunfox

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Small World / Pétille